「わかった」が「動いた」に変わる瞬間~株式会社リード様 幹部候補生向け マナー&コミュニケーション講座
こんにちは もみママ先生です(^^)!
先日、株式会社リード様(仙台工場)にお招きいただき、
幹部候補生の皆さまを対象に、
製造業幹部候補生向け マナー&コミュニケーション講座 を
担当させていただきました。
株式会社リード様HPはこちらをクリック♪
株式会社リード様は、神奈川県横浜市に本社を構え、
超精密加工用ダイヤモンド工具を主力製品とする、
ものづくりの最先端を支える企業です。

今回の研修は3時間。休憩は、途中の10分のみ。
それ以外はワークも走らせながら、私もかなりしゃべり倒しました(笑)。
担当者からも「よぉ~そんなに喋れるなぁ~」と笑われましたけど
終わったあとは、心地よい疲労感。
「ああ、今日も出し切ったな」と思える、濃い時間でした。
今回の講座では、幹部候補生として必要なコミュニケーションを、
3つの方向から考えていきました。

1.現場・部門間とのコミュニケーション
部下や関係部署と信頼関係をつくり、部門間連携を高める力。
2.上司との関係構築
いわゆるボスマネジメント。
上司が判断しやすい材料を整え、組織を前に進める伝え方。
3.社外キーパーソンとの関係構築
取引先や外部関係者に対して、信頼を築き、印象に残る応対をする力。
つまり、単なるマナー研修ではありません。
名刺交換ができる。
敬語が使える。
感じよく挨拶できる。
もちろん、それも大切です。
けれど、幹部候補生に求められるのは、その先です。
正しいことを伝えるだけではなく、相手に届かせること。
相手に届かせるだけではなく、相手が動きやすい状態をつくること。
ここが、今回の大きなテーマでした。

研修会場(教室)は変わった空間。
社内のあちらこちらに、素晴らしい空間があり感動します!
今回、研修後のレポート提出は、少し異例の形にしました。
決まったフォームに入力して提出するのではなく、受講生の皆さんから、
私に直接メールで送っていただく形式です。
内容は、2つの課題と自由欄。
一見するとシンプルですが、実はここに、
少しハードルの高い実地試験を入れていました。
それは、
社外の人間である私に、どれだけ印象を残せるか。
この人と、もう少し話してみたい、関係を作りたいと思わせられるか。
メールの中で、次の会話につながるフックをかけられるか。
ということです。
ただのレポート提出であれば、
「研修で学んだことを書いてください」で終わります。
いつもは、そうなんです。
それでも、頭では理解していることは見えるかもしれません。
けれど、腹に落ちているかどうかまでは、なかなか見えません。
今回、私が見たかったのは、きれいな感想文ではありません。
学んだことを、自分の現場に置き換えられているか。
自分の言葉で語れているか。
そして、実際に行動に移せているか。実際に対応できる力があるのか
そこでした。
結論から言うと、皆さん、本当に優秀でした。
何が素晴らしかったか。
それは、研修内容をただ「わかりました」で終わらせなかったことです。
研修当日、あるいは翌日。
実際に部下と話してみた。
家庭で試してみた。
上司への伝え方を考え直してみた。
相手の見ている景色を確認してみた。
そして、そこから得た気づきを、自分の言葉で報告してくださいました。
ある受講生は、研修翌日に部下と話す際、
相手が見えている景色を確認したそうです。
すると、
「自分が思っていた理解度や状況と、相手の認識に差があることがわかりました」
と報告してくださいました。
これです。
まさに、これなのです。
研修は、聞いて終わりでは意味がありません。
「なるほど」と思うだけでも、まだ半分です。
大切なのは、実際にやってみること。
やってみて、ズレに気づくこと。
気づいたことを、次の行動に変えること。
この「ズレ」がコミュニケーションエラーを起こし、対人だけではなく
事故を招くところにまで及びます。
この瞬間、
「わかった」が「動いた」に変わります。
そして、その瞬間こそ、研修が本当にその人の中に入った証拠なのだと思います。
講師として、これほど嬉しいことはありません。
まさに、講師冥利に尽きる時間でした。
数多くの埋まるようなメールの中から、どう自分が選ばれるか?
きっと、今後、お付き合いしていくお取引先の方の心もきっと動かすことが
できるでしょう。
今回の受講生の皆さんから感じたのは、素直さです。
もちろん、皆さん修士課程を修了された方々を含む、非常に優秀な幹部候補生です。
けれど、私が一番素晴らしいと感じたのは、肩書きや学歴ではありません。
学んだことを、すぐに自分の仕事に引き寄せて考えられること。
自分の思い込みに気づけること。
「できているつもりだった」と正直に振り返れること。
そして、翌日にはもう実践していること。
これは、簡単なようで簡単ではありません。
頭の良い人ほど、ときに「わかったつもり」になってしまうことがあります。
でも、今回の皆さんは違いました。
わかったことを、自分の現場に持ち帰る。
持ち帰ったうえで、試してみる。
試して、気づいて、また考える。
この素直さと行動力がある方々は、必ず伸びていくと思います。
今回の講座で、何度もお伝えしたことがあります。
それは、
ひとりよがりにならないこと。
自分では、相手に合わせて説明しているつもり。
相手にわかるように話しているつもり。
丁寧に伝えているつもり。
でも、それが本当に相手の見ている景色に合っているかどうかは、
確認してみなければわかりません。
相手の理解度。
相手が置かれている状況。
現場から見た条件。
その人なりの不安や迷い。
それらを確認せずに、こちらの推測だけで進めてしまう(押しつけ)と、
認識のずれが生まれます。
コミュニケーションは、話し上手になることだけではありません。
相手の景色を見に行くこと。自分が相手になってみること。
これがとても大切でこれは
どの関係においても同じことが言えます。
今回のもう一つの大きなテーマは、上司との関係構築でした。
私は「ボスマネジメント」という言葉も使いますが、
これは上司を操作するという意味ではありません。
上司が判断しやすいように、情報を整えることです。
上司に相談するとき、
「どうしましょうか」だけでは、上司の負担が増えてしまいます。
大切なのは、
結論。
理由。
根拠。
選択肢。
自分の推奨。
そして、何を判断してほしいのか。
ここまで整理して伝えることです。
これができる人は、上司から見ても非常にありがたい存在です。
「この人は、判断しやすい形で持ってきてくれる」
と思われると、仕事は一気に進みやすくなります。
今回のレポート提出では、社外対応の実践も兼ねていました。
社外の方との関係構築で大切なのは、用件を済ませることだけではありません。
相手に印象を残すこと。
次の会話につながる話題を入れること。
「この人、面白いな」
「この人ともう少し話してみたいな」
と思ってもらうこと。
これは営業だけに必要な力ではありません。
技術職であっても、管理職であっても、幹部候補生であれば必ず必要になる力です。
今回、受講生の皆さんのメールには、
こちらが思わず返信したくなるような一文がたくさんありました。
講義の感想だけでなく、自分の経験につなげて書いている方。
翌日の実践結果を報告してくれた方。
こちらの話を受け取ったうえで、さらに話題を広げてくれた方。
こうやって、コミュニケーションをとっていくのです。
ただ提出するのではなく、関係をつくる。
これを体感していただけたことが、本当によかったと思います。
今回、株式会社リード様について事前に拝見していて、
私がとても惹かれたことがあります。
それは、社員の皆さんが自然に集まり、話せる場所があることです。
リード様では、社員のクリエイティビティを引き出す環境整備として、
カジュアルに打合せできるミーティングスペースが紹介されています。
研修会場も、このようなレイアウトは初めてでした。
私はHPでその写真を拝見した時に
以前訪れたフィンランド・ヘルシンキのマリメッコ本社を思い出しました。

マリメッコ本社には、社員食堂でありながら
一般の方も利用できるカフェテリアがあります。
デザイナー、社員、ビジター、地域の人が自然に混ざり合い、
同じ空間で食事をする。
そこには、会議室とは違う、柔らかい会話が生まれる空気がありました。
人が自然に集まる場所には、知恵が集まります。
良いアイデアは、必ずしも会議室だけで生まれるものではありません。
何気ない会話。
ふとした一言。
偶然の雑談。
現場で見つけた小さな違和感。
そういうものの中に、ものづくりの種が眠っていることがあります。
話しやすい空気と、集まりやすい場。
そこから発想は育つのだと思います。
リード様の考えに、そのような似たようなものがあるのではないか?と
情報を提供いたしました。 これも、視察の醍醐味であって
いつか、何かの時にピカ~っと光ることがあるんですよね。
視察がいかに、何かの時に役立つか?もお伝えいたしました。
今回の研修では、私のアフリカ視察の話も入れました。
なぜ製造業の幹部候補生向け研修で、アフリカの話をするのか。
それは、開発者や技術者の皆さんにこそ、
何もないところから生まれる知恵
を感じてほしかったからです。
アフリカではマサイ村での生活(一夫多妻制は本当だった!)
医療現場では、設備や環境が十分ではない中で、
命を守るための工夫がありました。

限られた電力。
限られた設備。
限られた道具。
それでも、目の前の人を救うために、現場の方々は知恵を出します。
たとえば、自然光を活かして手術や分娩を行う現場。
日本では当たり前にあるものが、そこにはない。
でも、ないからこそ工夫が生まれる。
「ないからできない」ではなく、
「あるものでどうするか」を考える。
その姿に、ものづくりの原点のようなものを感じました。
IT関連は発達しているから情報は得られますが、
「物がない」んですね。
ですから、あるもので知恵を絞らないとならない環境なんです。
便利な環境の中にいると、私たちはつい、あるものを前提に考えてしまいます。
けれど、制約の中にこそ、しなやかな発想が生まれることがあります。
開発に携わる方々には、ぜひその感覚を持っていてほしい。
そんな思いで、アフリカの話をさせていただきました。
今回、少し無謀なこともしました(笑)。
もうやめなさいって感じなんですけど、やりだしたら止まらなくなってしまって。
AI開発に関わる方々を前に、AI初心者の私が、
AIを使って作ったアイコンをスライドに差し込んだり、
制服を着たAI社員のようなイラストを資料に入れたりしたのです。

スライドは95枚あったのですが、おそらく、このキャラクターを作ったり
制服を着させたりする作業が一番時間がかかりました。
何度やり直して作ったことか・・・(笑)。努力だけ認めて~~!という気持ちで
それでも、プロの皆さんの前で、この作品を出す・・・。

実際に制服をAIに読み込ませてモデルさんを作ってもらったのです。
これがまた、大変で作るたびにリード様の「R」が「P」に変わっていたり
襟が変わっていたり、「AIって時間短縮になるはずだったよね?」と
自分に突っ込みながら、長時間かかって、少しは近づいたかな?というもの。
なかなかのチャレンジャーですよ(笑)。
でも、これが意外と盛り上がりました。
「こんなイケメンいないぞ!」と会場をキョロキョロしたり
そんな声も飛び出し、会場が和みました。優しく受け入れてくれて
非常に嬉しかったです。
きっとプロの皆さんから見れば、突っ込みどころもあったと思います。
でも、それで良いのです。いえ、それが良いのです。
まず触ってみる。
試してみる。
恥をかくかもしれないけれど、やってみる。
そこから会話が生まれます。研修でも話しましたが
「プライドはかっこつけることではなく、誇りという意味。
そして究極のプライドは馬鹿になりきれること」
これも、コミュニケーションだと思います。
完璧に整えてから話すのではなく、少し未完成でも、自分から一歩踏み出してみる。
その一歩が、相手との距離を縮めることがあります。
今回のAIスライドは、私なりの無謀な挑戦でしたが、
結果的には、場を和ませ、会話を生むきっかけになりました。
ま・私ってば、手段は選ばないタイプなんでしょうけれど・・・(笑)。
今回の研修を通じて、改めて感じたことがあります。

どれほど素晴らしい技術も、
人に届かなければ、組織の成果にはつながりません。
どれほど正しい考えも、
相手が受け取れる形になっていなければ、前には進みません。
技術を、人に届く力へ。
専門性を、組織を動かす力へ。
今回の受講生の皆さんは、非常に素直で、吸収力があり、
何より行動が早い方々でした。
「わかった」を「動いた」に変えられる人たち。
これから、現場で、上司との関係で、社外とのやり取りで、
必ず大きな力を発揮されると思います。
株式会社リード様、そして受講生の皆さま、
このたびは貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
これから皆さまが、技術を伝え、人を動かし、未来のものづくりをさらに前へ進めていかれることを、心より楽しみにしております。
社長から素晴らしいお品をいただきました💖

ちょうど、BAR 椛が、旭川から移転5周年記念週間ということもあり
お客様に振舞わせていただいております♪ ありがとうございました。
先日、株式会社リード様(仙台工場)にお招きいただき、
幹部候補生の皆さまを対象に、
製造業幹部候補生向け マナー&コミュニケーション講座 を
担当させていただきました。
株式会社リード様HPはこちらをクリック♪
株式会社リード様は、神奈川県横浜市に本社を構え、
超精密加工用ダイヤモンド工具を主力製品とする、
ものづくりの最先端を支える企業です。

今回の研修は3時間。休憩は、途中の10分のみ。
それ以外はワークも走らせながら、私もかなりしゃべり倒しました(笑)。
担当者からも「よぉ~そんなに喋れるなぁ~」と笑われましたけど
終わったあとは、心地よい疲労感。
「ああ、今日も出し切ったな」と思える、濃い時間でした。
今回のテーマは、3つのコミュニケーション
今回の講座では、幹部候補生として必要なコミュニケーションを、
3つの方向から考えていきました。

1.現場・部門間とのコミュニケーション
部下や関係部署と信頼関係をつくり、部門間連携を高める力。
2.上司との関係構築
いわゆるボスマネジメント。
上司が判断しやすい材料を整え、組織を前に進める伝え方。
3.社外キーパーソンとの関係構築
取引先や外部関係者に対して、信頼を築き、印象に残る応対をする力。
つまり、単なるマナー研修ではありません。
名刺交換ができる。
敬語が使える。
感じよく挨拶できる。
もちろん、それも大切です。
けれど、幹部候補生に求められるのは、その先です。
正しいことを伝えるだけではなく、相手に届かせること。
相手に届かせるだけではなく、相手が動きやすい状態をつくること。
ここが、今回の大きなテーマでした。

研修会場(教室)は変わった空間。
社内のあちらこちらに、素晴らしい空間があり感動します!
今回は「ただのレポート提出」ではなかった隠された課題が・・・
今回、研修後のレポート提出は、少し異例の形にしました。
決まったフォームに入力して提出するのではなく、受講生の皆さんから、
私に直接メールで送っていただく形式です。
内容は、2つの課題と自由欄。
一見するとシンプルですが、実はここに、
少しハードルの高い実地試験を入れていました。
それは、
社外の人間である私に、どれだけ印象を残せるか。
この人と、もう少し話してみたい、関係を作りたいと思わせられるか。
メールの中で、次の会話につながるフックをかけられるか。
ということです。
ただのレポート提出であれば、
「研修で学んだことを書いてください」で終わります。
いつもは、そうなんです。
それでも、頭では理解していることは見えるかもしれません。
けれど、腹に落ちているかどうかまでは、なかなか見えません。
今回、私が見たかったのは、きれいな感想文ではありません。
学んだことを、自分の現場に置き換えられているか。
自分の言葉で語れているか。
そして、実際に行動に移せているか。実際に対応できる力があるのか
そこでした。
「わかった」が「動いた」に変わる瞬間
結論から言うと、皆さん、本当に優秀でした。
何が素晴らしかったか。
それは、研修内容をただ「わかりました」で終わらせなかったことです。
研修当日、あるいは翌日。
実際に部下と話してみた。
家庭で試してみた。
上司への伝え方を考え直してみた。
相手の見ている景色を確認してみた。
そして、そこから得た気づきを、自分の言葉で報告してくださいました。
ある受講生は、研修翌日に部下と話す際、
相手が見えている景色を確認したそうです。
すると、
「自分が思っていた理解度や状況と、相手の認識に差があることがわかりました」
と報告してくださいました。
これです。
まさに、これなのです。
研修は、聞いて終わりでは意味がありません。
「なるほど」と思うだけでも、まだ半分です。
大切なのは、実際にやってみること。
やってみて、ズレに気づくこと。
気づいたことを、次の行動に変えること。
この「ズレ」がコミュニケーションエラーを起こし、対人だけではなく
事故を招くところにまで及びます。
この瞬間、
「わかった」が「動いた」に変わります。
そして、その瞬間こそ、研修が本当にその人の中に入った証拠なのだと思います。
講師として、これほど嬉しいことはありません。
まさに、講師冥利に尽きる時間でした。
数多くの埋まるようなメールの中から、どう自分が選ばれるか?
きっと、今後、お付き合いしていくお取引先の方の心もきっと動かすことが
できるでしょう。
素直さは、伸びる人の最大の武器
今回の受講生の皆さんから感じたのは、素直さです。
もちろん、皆さん修士課程を修了された方々を含む、非常に優秀な幹部候補生です。
けれど、私が一番素晴らしいと感じたのは、肩書きや学歴ではありません。
学んだことを、すぐに自分の仕事に引き寄せて考えられること。
自分の思い込みに気づけること。
「できているつもりだった」と正直に振り返れること。
そして、翌日にはもう実践していること。
これは、簡単なようで簡単ではありません。
頭の良い人ほど、ときに「わかったつもり」になってしまうことがあります。
でも、今回の皆さんは違いました。
わかったことを、自分の現場に持ち帰る。
持ち帰ったうえで、試してみる。
試して、気づいて、また考える。
この素直さと行動力がある方々は、必ず伸びていくと思います。
コミュニケーションは「相手の景色を見に行くこと」
今回の講座で、何度もお伝えしたことがあります。
それは、
ひとりよがりにならないこと。
自分では、相手に合わせて説明しているつもり。
相手にわかるように話しているつもり。
丁寧に伝えているつもり。
でも、それが本当に相手の見ている景色に合っているかどうかは、
確認してみなければわかりません。
相手の理解度。
相手が置かれている状況。
現場から見た条件。
その人なりの不安や迷い。
それらを確認せずに、こちらの推測だけで進めてしまう(押しつけ)と、
認識のずれが生まれます。
コミュニケーションは、話し上手になることだけではありません。
相手の景色を見に行くこと。自分が相手になってみること。
これがとても大切でこれは
どの関係においても同じことが言えます。
上司には「判断しやすい材料」を渡す
今回のもう一つの大きなテーマは、上司との関係構築でした。
私は「ボスマネジメント」という言葉も使いますが、
これは上司を操作するという意味ではありません。
上司が判断しやすいように、情報を整えることです。
上司に相談するとき、
「どうしましょうか」だけでは、上司の負担が増えてしまいます。
大切なのは、
結論。
理由。
根拠。
選択肢。
自分の推奨。
そして、何を判断してほしいのか。
ここまで整理して伝えることです。
これができる人は、上司から見ても非常にありがたい存在です。
「この人は、判断しやすい形で持ってきてくれる」
と思われると、仕事は一気に進みやすくなります。
社外の人に「また会いたい」と思わせる力
今回のレポート提出では、社外対応の実践も兼ねていました。
社外の方との関係構築で大切なのは、用件を済ませることだけではありません。
相手に印象を残すこと。
次の会話につながる話題を入れること。
「この人、面白いな」
「この人ともう少し話してみたいな」
と思ってもらうこと。
これは営業だけに必要な力ではありません。
技術職であっても、管理職であっても、幹部候補生であれば必ず必要になる力です。
今回、受講生の皆さんのメールには、
こちらが思わず返信したくなるような一文がたくさんありました。
講義の感想だけでなく、自分の経験につなげて書いている方。
翌日の実践結果を報告してくれた方。
こちらの話を受け取ったうえで、さらに話題を広げてくれた方。
こうやって、コミュニケーションをとっていくのです。
ただ提出するのではなく、関係をつくる。
これを体感していただけたことが、本当によかったと思います。
リード様の空間から思い出した、ヘルシンキのマリメッコ
今回、株式会社リード様について事前に拝見していて、
私がとても惹かれたことがあります。
それは、社員の皆さんが自然に集まり、話せる場所があることです。
リード様では、社員のクリエイティビティを引き出す環境整備として、
カジュアルに打合せできるミーティングスペースが紹介されています。
研修会場も、このようなレイアウトは初めてでした。
私はHPでその写真を拝見した時に
以前訪れたフィンランド・ヘルシンキのマリメッコ本社を思い出しました。

マリメッコ本社には、社員食堂でありながら
一般の方も利用できるカフェテリアがあります。
デザイナー、社員、ビジター、地域の人が自然に混ざり合い、
同じ空間で食事をする。
そこには、会議室とは違う、柔らかい会話が生まれる空気がありました。
人が自然に集まる場所には、知恵が集まります。
良いアイデアは、必ずしも会議室だけで生まれるものではありません。
何気ない会話。
ふとした一言。
偶然の雑談。
現場で見つけた小さな違和感。
そういうものの中に、ものづくりの種が眠っていることがあります。
話しやすい空気と、集まりやすい場。
そこから発想は育つのだと思います。
リード様の考えに、そのような似たようなものがあるのではないか?と
情報を提供いたしました。 これも、視察の醍醐味であって
いつか、何かの時にピカ~っと光ることがあるんですよね。
視察がいかに、何かの時に役立つか?もお伝えいたしました。
アフリカ視察で感じた「何もないところから生まれる知恵」
今回の研修では、私のアフリカ視察の話も入れました。
なぜ製造業の幹部候補生向け研修で、アフリカの話をするのか。
それは、開発者や技術者の皆さんにこそ、
何もないところから生まれる知恵
を感じてほしかったからです。
アフリカではマサイ村での生活(一夫多妻制は本当だった!)
医療現場では、設備や環境が十分ではない中で、
命を守るための工夫がありました。

限られた電力。
限られた設備。
限られた道具。
それでも、目の前の人を救うために、現場の方々は知恵を出します。
たとえば、自然光を活かして手術や分娩を行う現場。
日本では当たり前にあるものが、そこにはない。
でも、ないからこそ工夫が生まれる。
「ないからできない」ではなく、
「あるものでどうするか」を考える。
その姿に、ものづくりの原点のようなものを感じました。
IT関連は発達しているから情報は得られますが、
「物がない」んですね。
ですから、あるもので知恵を絞らないとならない環境なんです。
便利な環境の中にいると、私たちはつい、あるものを前提に考えてしまいます。
けれど、制約の中にこそ、しなやかな発想が生まれることがあります。
開発に携わる方々には、ぜひその感覚を持っていてほしい。
そんな思いで、アフリカの話をさせていただきました。
AI開発者の皆さんの前で、AI初心者が挑んでみた話
今回、少し無謀なこともしました(笑)。
もうやめなさいって感じなんですけど、やりだしたら止まらなくなってしまって。
AI開発に関わる方々を前に、AI初心者の私が、
AIを使って作ったアイコンをスライドに差し込んだり、
制服を着たAI社員のようなイラストを資料に入れたりしたのです。

スライドは95枚あったのですが、おそらく、このキャラクターを作ったり
制服を着させたりする作業が一番時間がかかりました。
何度やり直して作ったことか・・・(笑)。努力だけ認めて~~!という気持ちで
それでも、プロの皆さんの前で、この作品を出す・・・。

実際に制服をAIに読み込ませてモデルさんを作ってもらったのです。
これがまた、大変で作るたびにリード様の「R」が「P」に変わっていたり
襟が変わっていたり、「AIって時間短縮になるはずだったよね?」と
自分に突っ込みながら、長時間かかって、少しは近づいたかな?というもの。
なかなかのチャレンジャーですよ(笑)。
でも、これが意外と盛り上がりました。
「こんなイケメンいないぞ!」と会場をキョロキョロしたり
そんな声も飛び出し、会場が和みました。優しく受け入れてくれて
非常に嬉しかったです。
きっとプロの皆さんから見れば、突っ込みどころもあったと思います。
でも、それで良いのです。いえ、それが良いのです。
まず触ってみる。
試してみる。
恥をかくかもしれないけれど、やってみる。
そこから会話が生まれます。研修でも話しましたが
「プライドはかっこつけることではなく、誇りという意味。
そして究極のプライドは馬鹿になりきれること」
これも、コミュニケーションだと思います。
完璧に整えてから話すのではなく、少し未完成でも、自分から一歩踏み出してみる。
その一歩が、相手との距離を縮めることがあります。
今回のAIスライドは、私なりの無謀な挑戦でしたが、
結果的には、場を和ませ、会話を生むきっかけになりました。
ま・私ってば、手段は選ばないタイプなんでしょうけれど・・・(笑)。
技術を、人に届く力へ
今回の研修を通じて、改めて感じたことがあります。

どれほど素晴らしい技術も、
人に届かなければ、組織の成果にはつながりません。
どれほど正しい考えも、
相手が受け取れる形になっていなければ、前には進みません。
技術を、人に届く力へ。
専門性を、組織を動かす力へ。
今回の受講生の皆さんは、非常に素直で、吸収力があり、
何より行動が早い方々でした。
「わかった」を「動いた」に変えられる人たち。
これから、現場で、上司との関係で、社外とのやり取りで、
必ず大きな力を発揮されると思います。
株式会社リード様、そして受講生の皆さま、
このたびは貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
これから皆さまが、技術を伝え、人を動かし、未来のものづくりをさらに前へ進めていかれることを、心より楽しみにしております。
社長から素晴らしいお品をいただきました💖

ちょうど、BAR 椛が、旭川から移転5周年記念週間ということもあり
お客様に振舞わせていただいております♪ ありがとうございました。
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